こんにちは!natuです。
先週は連日夜中に何度も起こされたり、『親』と接して少し疲れてしまいました^^;
『親』と適度な距離を保ちながら接している今ですら、少し関わるだけでエネルギーを凄く使います。
だからといって「関わらなければいいんでしょ?」とただ物理的な距離をとるだけでは、『毒親』からは解放されないんですね。
逃げるために物理的な距離をとって、家から離れれば何とかなると思っていると、ずっと『毒親』に縛られたままになってしまうんです。
今日は【なぜ物理的な距離をとるだけではダメなのか?】について書いていきますね。
あなたの中の『親』と向き合わない限り、”心”は離れない
『毒親』は子供を疲弊させます。
毒親と対峙するだけで、エネルギーを凄く使います。
私がまだ親の事を『毒親』だと気づかず、認めることが出来ないで一緒に暮らしていた時は、
毎日イライラする、疲れやすい、なかなか疲労が回復しない、体調もよく壊す、しまいには顔中ニキビだらけになってしまいました。(今はニキビは綺麗に完治してますよ!)
それはそうですよね。
一緒に居るだけですごくエネルギーを消費していて、それが毎日のことですからエネルギーの補充が追いつかないんですよね。
今、親と一緒に居ると、いつも疲れている、イライラすることが多い、身体のだるさが抜けないなどの症状がある人は身体がSOSを発しています。
病気や体の不調は<感情を映す鏡>です。
「親と一緒に居てはいけないよ」と教えてくれているんですね。
『毒親』から離れたい、逃げたいと思った時は物理的な距離を取る方が多いですよね。
<親から離れさえすれば、自分さえ離れれば何とかなる、解放される>
と思いますよね。
でもね、それでは自分の中の『親』と向き合っていないんですよ。
向き合っていないのに物理的に離れても、心は離れてないんですね。
心は離れていないから、ずっと心の奥底で親への感情が渦巻いています。
子供はどんなに憎い親でも嫌いな親でも、『親』を『親』と思う気持ちがあります。
『毒親』だと受け入れたくない、認めたくない感情もあります。
どこかで『親』を庇ってしまう自分がいるんですね。
私が一方的に親元を離れてしまったという罪の意識が芽生えます。
他に兄妹がいたりすれば、兄妹を置いて先に家を出てしまったことにも罪の意識を感じるようになります。
<自分さえ離れれば>この思いが罪悪感になってしまうんですね。
罪悪感は負の経験を呼び寄せます。
なぜなら罪の意識は常に罰を求めてしまうから、自分に罰を与えるようなことばかりが起きてしまうのですね。
親から逃げたくて離れたはずなのに、親に対する罪悪感から幸せを遠ざけてしまっているんですね。
心が離れてないので、親に縛られたままになってしまうんですね。
親からの本当の自立にはなっていないのです。
何かを変えるのに「遅い」なんてことはない
もう、とにかく親から離れたい一心ですぐに行動を起こすのはいいことです。
一緒に居てもエネルギーを消費するだけで、自分を否定され続ける場所に居続けることはありませんからね。
物理的に距離をとることを選択できたのは素晴らしいことなんです。
物理的に距離を取って、親から離れたら今度は心を親から離していってください。
あなたの中の『親』と向き合ってくださいね。
抑え込んできた<怒り=悲しい>を吐き出して、頭のてっぺんから逃がしてあげてください。
<怒り=悲しみ>はノートに書きだすことで、逃がしてあげることが出来ますからね。
『親』からされてきたことでたくさん傷ついてきた、<インナーチャイルド=こどもの自分>を癒してあげてくださいね。
最初は苦しいし、辛いですね。
いろいろな思いが混ざり合って、悔しいのか泣きたいのか、認めたいのか認めたくないのか、良くわからない気持ちがぐるぐると洗濯機状態で回っていますからね。
なんで今まで気づかなったんだろう?今までの私の人生はなんだったの?
という思いも出てきますよね。
でもね、自分を責めないでください!
今、気づいたこの瞬間からあなたは自立への1歩を踏み出しているんです。
気づくのが遅すぎたなんてことはありません。
あなたの人生を変えるのに、今更遅いなんてことは絶対にありませんよ!
そして向き合い、認めることであなたの中に答えが見えます。
これからどうやって『毒親』と関わっていくか、自分の選択が出てきます。
それが出てきたとき、あなた自身も変化し世界が違って見えますよ。
最後に
『子供は親が変われば変わる』けど『親は子供が変わっても変わらない』です。
『毒親』からの自立は、あなたの本気度と縁を切る覚悟が必要なんですね。
それぐらいの強固な意志がないと、結局中途半端になり、いつまでも『毒親』の支配下にいることになってしまうんです。
1歩踏み出せたあなたなら必ず前に進めます。
諦めずに進んで行きましょう!
『あなたの人生は誰のものでもない、あなたのものです』
【次の記事】⇒ 『毒親』からの影響は根強い!自立への道は気づくことから
【前の記事】⇒ 私の親は『毒親』かも?違和感に気づいた時にすること