『毒親』がきょうだい差別をする理由

こんにちは!natuです(^O^)/
私、昨日で34歳になりました!
友達や旦那さんにお祝いしてもらいHAPPYな反面、やはり『毒親』と関わるとろくなことがない誕生日です^_^;
親と一緒に住んでいる時は、自分が違和感を感じ出した頃から必ずと言っていいほどろくな事がなく、誕生日のいい思い出はありません。
親と関わらずに過ごしているとHAPPYで終えられるんですけどね。
私には姉がいますが、姉は親と関わっていても私ほどろくな目にあうことはありません。
親の姉に対しての言動と、私に対する言動がかなり違うからです。
今日は『毒親』のきょうだい差別について書いていきますね。
※”きょうだい”の表現は性別を固定しない為にひらがなを使用しています。
『毒親』は攻撃対象を選ぶ
私は幼い頃から、母親から無神経な言葉を浴びせられてきました。
昨日も思わずこう呟かずにはいられない事を言われました。
何気ない一言にとても傷つくことがある。
それが身内からなら、更に傷つく。
其が分からない身内は更に最悪。— natu (@natu9797) 2017年8月21日
闇ノートに感情を書きなぐったら大分スッキリしましたが(^_^.)
感情をノートに書きだすことはとてもいい方法ですよ。
父親は常に姉のことが優先で進学や免許取得に費用を出しました。
私が「進学したい」と言ったら「家を建てるからダメ」の一言で強制的に就職に回され、
免許取得の費用も頑なに嫌がられ、私が粘ってやっとのことで費用を出してくれました。
母親にも
「どうせ、やりたい事なんてないんだから進学しなくたっていいでしょ」
と言われました。
母親には『動物の看護師になりたい』と伝えていましたが、なかったことにされちゃいましたからね。
私の将来より物質的な”家”を優先された事、「どうせ」で片づけられてしまった事に当時はもの凄いショックを受けました。
『毒親』にこのような辛辣な言葉を投げかけられ、特に母親からは今までストレスのはけ口にされてきました。
『毒親』からの攻撃対象になる子には3パターンがあります。
- 根が優しく親を裏切れず、親の愚痴や言うことを聞かない自分に罪悪感を感じやすい。
- きょうだいの中でも劣っている。
- 親に反抗的で独立心が強い。
1⇒ 親が自分を優位に立たせるのにコントールしやすく、自分から逃げないとわかっているからです。
2⇒ 劣っているだけで馬鹿に出来るからです。
何かにつけて馬鹿にしたりけなしたりすることができ、常に優越感を感じることができてストレスのはけ口にすることが出来るからです。
3⇒ 独立心の強い子を押さえつければ、他のきょうだいに”家族の輪を乱すことは許さない”と見せしめ的な役割を果たします。
反抗するのも気に入らなくて、自分に刃向ってくる子を屈服させて支配欲を満たしています。
つまるところ、『毒親』にとって自分のストレスのはけ口になり、自分に1番都合のいい子を選んでるんですね。
他のきょうだいが成績優秀、親に従順でいい子なら『毒親』にとってはコントロールできる上に自慢にもなりますからその子達にはほとんど何もしないんですね。
子供が扱いやすいかそうでないかでも変わります。
例えば全く同じ成績、容姿だとしても『合う・合わない』で変わってしまうんですね。
『毒親』というのは自分勝手で全てを自分の思い通りにしたいので、『毒親』の望むものから少しでも外れたことをすると気に入らず、攻撃対象にします。
『お前とは合わない』
たったそれだけの理由で攻撃対象になる事もあります。
私の場合は1~3の全てが当てはまるんですが、『毒親』の中では姉より劣っていて何もできないしわかってないと決めつけられていました。
外でも母親は「あの子は本当に何も出来ない。いつまでも子供のままだから私が助けてやってる。」と触れ回り、
”母親の私が子供の為にたくさん助けてあげてるのよ。私ってなんていい母親なのかしら”
と自分の存在を誇示するのに私を利用していました。
後は単純に、私とは”合わない”んですね。
幼い頃から『どこかおかしい』と感じていて、自分の生きたいように生きることが幸せに繋がることを潜在的に知っていた私は簡単に親の思い通りにはいかなかったんですね。
大人になり自立した今は”もっと合わない”です。
そりゃそうです。
私は『毒親』の思い通りになんて生きたくないので、『おかしい』と思えば自分の感情に従います。
『毒親』の思い通りしてくれないので、合わないんです。
差別されるのはあなたのせいじゃない!
きょうだいで差別されていることは、早い段階で気づきます。
されている側は気づいた時はとてもショックですよね。
「何で私だけ?」
理由も分からず、同じきょうだいなのになんで?という悔しさや切なさがドット溢れてきますよね。
私も気づいた時は、感情が1周して怒りに変わりました。
怒りの裏にあるのは悲しみですからね。
とてもとても悲しかったんですね。
はっきりとわかっている事は
『あなたのせいじゃない』
という事です。
きょうだいのせいでもないということです。
自分も他のきょうだいと同じように愛してもらおう、認めてもらおうとしなくていいです。
しても無意味です。
差別されていることに「なんで?」と感じたなら、それは『毒親』からの自立のサインです。
「なんで?」を抱えたまま生きるのではなく、「なんで?」から解放される人生を歩んでください。
それが、あなたがあなたの人生を生きるという事です。
子供を差別して自分の思い通りにしようとする親が”くそったれ”なだけで、それは親自身の問題です。
それに子供が付き合うことはありませんからね。
最後に
社会に出れば差別や辛辣な言葉は受けます。
ですが、同じ差別、言葉でも身内から浴びせられるものと、他人から浴びせられるものではダメージが全然違います。
『毒親』の場合はその割合が多く、浴びせられるのは1度や2度だけではありません。
浴びせられたとき自分がどう受け止め、どうしたいのかを自分と向き合って下さい。
『毒親』に縛られることなく、自分の人生を生きることがあなたの幸せになりますからね。
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