こんにちは!natuです(^^)
先日、師匠・みちよさんのブログ(アメブロ)で私のブログを紹介していただき(講座の生徒さんのブログを紹介してくれました)、みちよさんのブログを見て私のブログに来てくれた人がたくさんいて、アメブロからのアクセス数が一気に増えました!
びっくらこきました!さすがは師匠!恐るべしっ!!
とみちよさんの凄さを実感しました。
見に来てくれた方、予約して会いに来てくれた方、ありがとうございます(^^)
最近、私の元に来てくれるクライアントさんの悩みが同じような悩みが多いです。
不思議なんですが集中するんですよね。
自分がどうしたらいいのかわからない
と感じていて、話をしてみようと思ってきたという方が多いんです。
来られた方の多くは、小さい頃から誰かの為に<いい子>で生きてきてたんですね。
今日はこの悩みについて書いていきますね。
諦めの蓋
<いい子>は誰かの為になります。
大半は親の為です。
小さい頃から親が自分に何を求めてるのか感じ取り、親が苦労してきてる姿を見て自分が負担になったらダメなんだと、自分の感情を抑えてきた。
親の期待通りに、親に怒られないように、親の負担にならないようにと自分の感情は後回しにしてきたんですね。
だけど、やっぱり甘えたい、ほんのちょっとのワガママを言いたい時もあって自分の感情を出してみた。
そうしたら、思ってもいない言葉が返ってきて自分を否定されたり、怒鳴られたりした。
とてもショックですよね。
あー、自分の感情を出すとこんなに痛い思いするんだ。
言ったらダメなんだ。
言っても無駄なんだ。
言ったら悪い子なんだ。
親だって大変だからしょうがない
自分でやっても上手くいかなかったんだから、親の言うことを聞くのはしょうがない
親は私の為に言ってくれてるんだから、我慢する
毒親と言われるレベルの親よりはマシなんだから
そんな風に、親の負担になる私が悪いんだと自分を責めて、親を庇って諦めの蓋をしたんです。
ずっと自分の感情を抑えて、悲しい、辛いを我慢して、諦めて、諦めると悲しみや怒りを感じてたことすら忘れます。
何も感じなくなるんです。
諦めて何も感じない状態が普通になると、自分を後回しにして、常に親の気持ちや他人の気持ちを優先するようになります。
親にコントロールされてきたので、周りの意見に従ってしまったり、流されてしまうんです。
「自分の思いは聞いてもらえない」との悲しみがずっとあり、
「自分がどうしたいのかわからない」
になってしまったんですね。
そうすると周りにも自分をコントロールしようとする人が寄ってくるんです。
人の役に立ってる自分や周りからの評価で自分の価値を認めたり、人を助けることで必要とされてると安心したり、人に尽くして返してもらって愛されることで自分への愛を満たそうとするんですね。
これは<他人軸>になるんです。
なので、ハートではこうしたい!と感じているのに、親の顔色を気にしたり、周りの人や環境と自分を比べて二の足を踏んでしまうんですね。
でもね、どうしたらいいのか迷うということは、ハートの声を聴いているということなんです。
自分がどうしたいのか、ハートはわかってるってことです。
<いい子>を終わりにしていいんだよというサインなんです。
<いい子>を終わりにするということは、諦めて蓋をした痛い感情と向き合うということでもあります。
でも、怒りや悲しみさえ感じていたことを忘れてしまってきているので、最初は親に対して何も出てこないことも多いです。
むしろ、出そうとすればするほど親への愛で親を庇って、
「今がいいんだから過去の悲しみなんて見なくてもいいんじゃない?」
と終わりよければ全てよしとばかりに「今が良ければいいじゃん」でまた蓋をしようとすることもあります。
1度、忘れてしまうくらいにひどく傷ついて痛い思いをしているのに、また過去の悲しみと向き合って痛い思いをするのは嫌ですし怖いですもんね。
でもね、また傷つく為に悲しみと向き合うんじゃないんです。
いい子で頑張ってきたこれまでの自分が無駄になるなんてこともないんです。
ずっと頑張ってきたんですから。
悲しみ、怒りを抱えたままでいると根っこは苦しいままなんです。
根っこが苦しいままだと何も変わらないんです。
その時、怒りたかった子供の自分をわかってあげる為に向き合うんです。
その時、悲しかった子供の自分を助けてあげる為に向き合うんです。
向き合ってわかって気づいてあげると、苦しみが和らいでいくんです。
そうするとエネルギーが変わって人や周りの環境も変わっていきますからね。
最後に
<いい子>になりたくてなったわけじゃない。
いい子でいなければ愛されない。
いい子でいなければ見てもらえない。
そうせざる負えなかったら<いい子>になったんですよね。
いい子じゃなくても、ありのままの自分を愛して欲しかった。
自分を見て欲しかった。
そんな自分をわかって欲しかったんですよね。
その時、悲しかった辛かった小さい自分を助けてあげてくださいね。
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