子供の大切な物が盗まれた!!その時、親はどうする?

      2017/07/18

ども~!natuです。

先日、夏至を迎え新しい季節のサイクルに入ってきましたね。

周りとの親密度も増し、慣れもでてきて夏に向かって開放的な気分になる時期ですね。

こういう時期は子供のトラブルでも「物を盗まれた」「お金を要求された」「○○のカードを持って来いと脅された」といった事が起きやすくなります。

今日は実際に体験した話と、このような事が起こった時にどう対処するべきかについて書いていきますね。

 

大事なベイブレードが盗まれた!?子供たちの小細工

私の家は共働きで、会社勤めをしている時は日中は大人が誰もいない家でした。

はるは児童クラブにはもう入っていなかったので、学校が終わると私か旦那さんが帰宅するまではお留守番していました。

親がいない時は家には誰も入れない事、友達が入れてと言っても絶対に入れないという約束をしていました。

その約束を守って家の前で遊ぶことが多く、その日も6、7人の男の子達と家の前でベイブレードとスタジアムを出して遊んでいました。

ベイブレードというのは現代風の駒遊びです。

駒は分解できて、パーツの組み合わせを変えることでタイプを変える事が出来ます。

 

仕事中にはるから電話がありました。

はる
お母さん・・・あのね・・・あのね・・・ベイブレードがなくなったの!足りないの! じぃじとバトルして勝って、もらったやつがなくなってるの!
natu
えっ!?ほんとに?ちゃんと探した?何しててなくなったの?
はる
全部探した。友達と外で遊んでて、スタジアムにベイを入れて置いてたの。そしたらみんなもう公園行くっていなくなって、俺も公園行きたくてベイを片付けようとしたらなくなってた・・・。
natu
これは・・・やられたかな・・・
natu
わかったよ。お母さんお仕事終わったらすぐに帰るから、そうしたらもう一度ちゃんと調べようね。その時に話また聞かせてね。大丈夫だよ。はるがすごく悲しくてつらいのわかってるからね。
はる
じぃじがくれたのに・・・ぐすっ。一番新しいやつだったのに・・・ぐすっぐすっ。お母さん・・・うわ~ん!!

 

そう言いながら、はるはわんわん泣いていました。

盗まれたと言っていたベイブレードはその5日前に発売されたばかりで、欲しくてしょうがなくてじぃじとバトルして勝ったら貰えるという約束をし、何回もバトルをしてやっと勝って手に入れられたものでした。

だから余計にはるは悲しくてつらかったんですね。

電話越しに聞いていても、はるのつらい気持ちが痛いほど伝わり、涙が出てくるのと同時に

natu
盗むなんて!!なんてことすんのよ!!

と怒りのボルテージがぐんぐんあがっていきましたよ!

帰宅してその時の状況と、その場にいた友達の名前を聞きました。

はるは状況を順番通りに説明することや、その場にいたどの友達が何をしたかということを上手く説明できないんですね。

そして人を疑うということを全くしないので、話した時も盗まれたという発想は全く出てきませんでした。

”友達はそんなことしない”と純粋に信じている子なんですね。

状況的にはもうその場にいた友達が盗んで、盗んで用済みになったからさっさとみんなで公園へ行ったという事ですね。

つまりは、複数犯の犯行だと推察しました。

ただ誰も盗んだところは見ていない。

なので盗んだと決めつけて話をするわけにはいかないんですね。

そして学校と担任に話をしようと動きますが、これもタイミングですね。

なんとこの出来事があった次の日は、保護者面談で担任の先生と1対1で話せたんですね。

面談の為に仕事を中抜けして帰宅すると・・・

はると友達が玄関で遊んでいるではありませんか!雨が降ってきたから玄関で遊んでるとの事。

私はハッとしました。

natu
こいつら・・・昨日いたやつらだな。味をしめてまた来てるな。

しかし、このタイミングで本人達に会えるのも、そういうタイミングなんだな。

natu
ねぇ、君たち昨日も遊びに来てた?1人ずつ名前教えてもらっていい?

うん。顔と名前、よーく覚えたよ。じゃあ面談行ってくるね

 

担任のT先生との面談で昨日の出来事と、今その子達が家にいて一緒に遊んでいることを話しました。

当時のはるの担任のT先生はとてもいい先生で厳しくて恐いと生徒たちは嫌がっていましたが、私は怒る時、褒める時のメリハリがあって頭の回転もとても速く、よく子供のことを見ているなぁと感じる先生で信頼していました。

はるも私が好きと言っている影響もあってか、「先生ちゃんと褒めてくれる~♪」と、とても大好きな先生です。

natu
先生、今いる子達に昨日のこと言おうかと思っているんですが、直接言っていいですかね?

昨日、なくなちゃったんだけど何か知らない?と言うような感じで。

T先生
今家にいるんですか?なら直接言って下さい。

あなたたちのやったことはわかっている。大人はあなたたちの事を見ているよという事を本人にわからせて下さい。

物を盗む子は何回もやります。その子達の抑止力になるのは、周りに見られているということなんです。

何か知らない?という感じで言ってください。あと学校に言ったからと伝えてください。

この件は必ず明日学校で話します!今後もこういう事があったらすぐに言ってください。教えてくれてありがとうございます。

 

面談を終えて帰宅すると、まだその子達は家の玄関で遊んでいました。

その子達に言いました。

 

natu
昨日、外で遊んでいたらはるのベイブレードがなくなちゃったんだけど何か知らない?

それと昨日の事は先生に話したから、何か聞かれるかもしれないからよろしくね。

 

それを言うと先生に呼び出されるから嫌だの、その子達はその場にいない子の名前を出して、全部その子が盗んだと言い始めました。

「えー、先生に言ったの!じゃあ絶対呼び出しくらうじゃん!話、聞かれるじゃん!」

「T先生、恐いからマジでいやだよ。」

「あいつはいつも人の物盗むから、絶対あいつだよ!俺も盗まれたもん!」

「俺はあいつが二個持ってるからくれるって言って昨日1個もらったよ。もしかしてこれも盗んだやつじゃないの?」

 

natu
君たちは何もやってないんだね?わかった。信じるよ。

でも嘘だったらお母さんは許さないよ。君たちの顔と名前は覚えたからね。

 

と笑顔で釘を刺し、仕事に戻りました。

仕事を終え帰宅すると・・・

はる
お母さん!ベイが1つ出てきたよ!2階の隅にあったよ!

どこにあったのか正確な場所を聞くと、絶対にベイを置かない場所にあり、物をどかせばすぐに見つかるところにあったのでピンときました。

natu
それはいつ見つかったの?お母さんが面談終えて仕事に戻った後に見つかった?
はる
うん!友達が2階にあるんじゃない?探してみよう!と言いだして探したらあったよ。
natu
誰か2階に勝手に上がった子いた?それか、はるがみんなから離れた時あった?
はる
勝手には誰も上がってないよ!入れないって約束だし。でも友達がトイレ貸してって言ったから案内したよ。

 

その時だな・・・。3人いたから1人はトイレへ、1人は2階へ、1人は見張りだな。

ですがその1個が戻ってきてもまだ足りませんでした。

次の日、先生がビシッと指導してくれて盗んだ子達(昨日いた子達+1人)はベイを持ってきて返し、はるにも謝りました。

結局6個位パーツは盗まれていましたが、私もはるも盗まれたパーツを正確に把握できていないまま先生に個数を伝えてしまったので、伝えた個数分しか戻ってこず、2個は返ってきませんでした。

個数が把握できたのは、先生に話した後全部ひっくり返して旦那さんが気づき判明しました。

これはこちらの落ち度なので、もうしょうがないですね。

じぃじから勝ち取ったベイが無事に戻ってきたことで、はるも立ち直り「もういいよ」と言ったのでこの件はこれでいいにしました。

その後、盗んだ子達はそれ以来、はるの元に遊びに来ることは一切なくなりました。

その件があった数日後、たまたま盗んだ子達が他の子達と流動的に家の前に来た時に旦那さんが帰って来たところでした。

その時にも「君が○○君か。よーく顔を覚えたよ。」と一言いったのも効いてるようです。

学校や外で会っても、私を避けるようにその子達は逃げていきます。

 

 親が取るべき11の行動

今回のように物が盗まれた時やお金を要求された、カードを学校に持ってくるように脅された時などに親がやるべきことは以下になりますね。

1.やられた子供の悲しい辛いと感じている気持ちを受け止める

2.何があっても親は味方で、必ず守るから大丈夫だよということを伝える

3.その時の状況と何がなくなったのか、個数や枚数、金額もしっかりと聞く

4.その時にいた友達、要求してきた友達の名前を聞く

5.物がなくなった、お金を強要された、持っていてはダメな物を持ってこいと言われた時は必ず担任や学校に報告する

6.実際に見ていない場合は、決めつけるのではなく「何か知らないか?」という趣旨で話す

7.出来る事ならやったであろう本人達に「あなたのしたことはわかっているよ」ということをアピールする

8.やった子と遊ぶ、遊ばないは本人の選択に任せること。その代わりやった子に対しては親がある程度目を光らせておくこと

9.親への謝罪の要求は状況をみて判断すること

10.家の中、バック、おもちゃ箱、靴箱、ランドセル、横断バックの中など、ありとあらゆる所をしっかりと探し、学校に持っていてはいけない物を入れていないか、お金をこっそりいれてないか、ないと言っている物が勘違いではなく本当にないかを確かめる

(ちなみに横断バックがあるのは静岡県と一部の地域だけみたいですね(^_^))

11.やられた側にも非があることを認めること

 

1~4: 1番傷つき悲しい思いをしているのは子供本人です

まずはその子供の心を受け止めて、癒してあげることが先です。

このやろー!!と叫んで怒りの感情を外に出すのはとってもいいことです。

ですがそのままの怒りの感情で相手に突撃していっては、双方にとっていい結果にはなりません。

そして状況を出来る限り把握することが大事です。

しっかりと把握していなくて、後からこれもそうだったとなってもなかなか言えない事が多いですからね。

私の場合は、個数の把握が出来ていなかったことがそうですね。

子供が言いたくないと言うかもしれませんが、「あなたを守るためにはちゃんと話を聞かないと守れない。絶対に守るから大丈夫!」と伝えてください。

子供が話したがらないときは、相手からの報復が怖かったり、やられている自分がみじめでカッコ悪いと思っており、親に心配かけたくないと思っている事がほとんどです。

それらの不安を親がちゃんとわかっていて、そんなの心配しなくていいんだよという安心感を伝えてくださいね。

それが伝われば子供は安心して話してくれます。

 

5~8: 学校や担任、本人達にアピールする理由はやっている事が犯罪だからです

盗んだ子達の言動からもわかる通り、バレそうになったら1人に罪をなすりつけ、学校から呼び出しが掛かって親に連絡がいくかもしれない可能性が出てきたら、盗ったものをあたかも前からそこにあったかのように戻す小細工をする。

友達が盗んだものと知っていて平気で貰って持っていて、それを悪びれることなく言ってくる。

なくなった時に現場にいたのだから、話を聞かれるのが当然なのに「嫌だ。めんどくさい。」と駄々をこねる。

もう言ってること、やっている事は大人と一緒ですよね。

盗むのは窃盗罪、お金を要求したり、物を持ってこいと脅すのは恐喝罪ですからね。

ちなみに「万引きしてこい」「あいつを殴れ」などは強要罪になりますよ。

”子供のしたことだから”と流しているから、やっていい事とやってはいけない事の区別がつかないまま大人になってしまいます。

「やってはいけないこと」を子供が学ぶ事ができる機会を、大人が奪っていては元もこもありませんからね。

だから子供の社会である学校と大人と親が”子供のしたことだから”で済ませてはいけないと思います。

そして子供にもそれをわかってもらう事が大事です。

 

10: やられていても早期発見につながり、やられる前に親としてできる防止策でもあります

段々と子供が大きくなるとランドセルやカバンなどは親がチェックしなくなります。

チェックしないので何を持って行っているのか、親は知らない事がほとんどです。

そして気づくのが遅れます。

子供が何かを強要されたりしている時は、ランドセルやカバンの中身に何かしら変化があります。

教科書の間、ノートの間、プリントの間、タオルの中など様ざまな所を見てください。

子供が見せてくれないのであれば、寝た後などにこっそり確認して、いつもと違うところはないかをチェックすることが子供の異変の早期発見につながります。

 

11: こちらにも落ち度はあったということ

はるのケースの場合は、親である私がベイブレードに名前を書いたり、はるの物だとわかるようにしていなかった事と、外に持ち出すときは1個だけにするというルールを作っていなかった事ですね。

あとは、子供自身もやられっぱなしではダメで、戦う勇気が必要です。

言われっぱなし、やられっぱなしでは相手の思うようにされてしまいます。

相手の思い通りにはならないという、子供本人の心を強くすることも大事です。

 

9: あれ?飛んでる?と思いましたよね。

この相手の親への謝罪の要求は、状況によりけりになりますね。

本当に悪いことをしたと思う親なら、要求しなくても事実を知れば謝ってくれます。

謝罪を要求しても、謝ってくれない親は謝ってくれません。

子供は親の在り方をそのまま映します。

これはその時の状況と、あなたがどうしたいかで判断することになると思いますので、一概にこうしたほうがいいと言えないのが正直な所ですね。

 

 やってしまう側も心が欲しているものがある

物を盗んだり、恐喝、強要などする子供は親からの”愛情”に飢えている子が多いです。

物欲が満たされていなかったり、親との触れ合いがなかったり、無理やり親の理想を押し付けられ言われるがままにいい子を演じていたりします。

自分の強さを自分より弱いものを虐めることで誇示したい欲求が非常に強く、”私はここにいる”という存在価値を自分に認めようと必死になっていますね。

親に愛されたい、認められたい、虐げられたくないという思いが根底にあります。

その思いから、わざと悪いことをして自分に目を向けてもらおうと思ったり、親が自分の欲しがるものを買ってくれるかどうかを試すように変な物を欲しいと言ったりもします。

いつも言っていますが、子供の問題は親の問題です。

親はこの思いに気づき、子供と自分にどれだけ向き合えるかが今後に大きく影響します。

そこに気づけずにただ子供を怒りなじってばかりいても、子供は同じことを繰り返すだけです。

子供に愛を与え、自信を与え、安心感を与えることができる1番効果がある人間は”親”ですからね。

子供が問題ばかり起こして困るという時は、あなたと子供の関係性をもう一度しっかりと見つめてくださいね。

 

最後に

私も日々の子育ての中で、たくさん迷います。

その中でぶれずに軸を持っている事は、「いつでも子供の1番の味方でいること」です。

親に見捨てられ、信頼されないことは子供にしてみれば奈落の底に突き落とされるくらいのショックを負います。

親が味方でいてくれるだけで、子供は安心感に包まれホッとできるんです。

何があっても、親は子供の1番の味方でいてくださいね。

 

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